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緊急手術

《救急搬送》
「今、伊達日赤を出たところ、医師が付き添って救急車で室蘭新日鐵病院に向かっている。あなたも新日鐵病院に来て!」
と姉から電話が入ったのは4月6日の9時を過ぎた頃。
義兄が倒れ、予断を許せない状況下にあること位しかわからない。
私は急遽新日鐵病院に駆けつけた。

《腹部大動脈瘤破裂》
「お腹の大動脈が破裂しています。緊急に人工血管置換手術をしなければ100%、手術をしても30〜70%の死亡例があります。原因は喫煙でしょう」
「最善を尽くします」医師のそのことばに生還の望みを託すしか術はなかった。
11時手術室へ。姉と私は不安の中、病院の待合室でひたすら手術の終了を待ち続けた。母を始め兄弟姉妹もそれぞれに祈り続けた。
6時間後「手術は予定通り終わりました。伊達日赤病院の医師の見立て通りでした。この部分の血管を取り除き、そこへ二股に分かれた人工血管をいれました」

医療機器が義兄の容体を管理している。酸素吸入、点滴、沢山の器具が義兄の体に取り付けられ、命を繋いでくれている。ただただ義兄の生命力を信じて見守り続けた。

洞爺湖町在住の姉は義兄の入院当日から私の家に滞在して、今も看病に明け暮れている。4月13日に兄はICUを卒業し個室へ移動した。今は4人部屋に移り、治療とリハビリを続けている。

《妹の機転》
6日の朝、妹は助手席の義兄と話をしながら国道を伊達日赤病院に向かって車を運転していた。話しかけても返事がないので助手席に目をやると、兄が意識を失なっていた。とっさに近くにある板金会社に飛び込んで助けを求めた。

《善意のお陰》
幸運なことにそこの奥さんは看護士さんで 救急車の到着まで脈をとり、ご主人が心臓マッサージをし、従業員の方達もいろいろと手助けしてくださった。その上妹の車を伊達日赤病院まで届けてくださった。感謝感謝。

伊達日赤病院
CTをとり、直ぐに新日鐵病院に受け入れを打診、救急車の手配、医師の付き添い搬送、素早い対応で姉がタクシーで病院に到着直後に救急車は室蘭へ向け走り出した。

室蘭新日鐵病院》
10時前新日鐵病院に救急車が到着、直ちにICUへ。家族への説明、承諾書に署名。11時手術室へ、17時手術室からICUへ。とても辛くて苦しい日々、看護士さんお医者さんの助けを借りながら、義兄は懸命に病を乗り切ろうとしている。

《タバコ》
何十年も吸い続けたタバコ。それが引き起こした今回の病。手術後はタバコの夢をたくさん見たらしい。一生分吸ってしまったと思って・・・・・。
兄弟婿さん達、みんなタバコ飲み。いま、減らして、やめたら、と嬉しい(嬉しくない)言葉が彼等の周辺を飛び交っている。

5月14日NHK《プロフェッショナル・米国帰りの血管外科医》の番組で大動脈瘤を取り上げていた。つい最近の身内の手術と相まってテレビに釘付けになった。
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by tianzao | 2009-04-16 12:17 | 出来事

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