《8月29日(12日目)トルファン》
11時40分、トルファン駅到着。カシュガル、トルファン間の列車軟臥料金486元。
トルファンは天山山脈の内側にあるカイ山に囲まれた盆地で、駅はトルファン市内から50キロメートルの郊外にある。
【農家の葡萄棚の下で昼食】
気温は46度、暑い!
ポロが美味しい!
【カレーズ】
天山山脈の雪解け水は流れてくる間に蒸発してしまうので、水路を地下深くに掘った。その施設がカレーズ。中はとてもひんやりしている。入場料40元。
地上に上がると気温は50度、その後2度ほど上昇。さすがに暑い! きつい!
【トルファン、4つの一番】
〔暑い〕
6月7月の平均気温は43度。56度の記録がある。昼と夜の温度差が20度の時もあったそうだ。
〔低い〕
トルファンの面積の4%は海抜マイナス100メートル。高昌故城はマイナス46メートル、アイン湖はマイナス154メートル。
〔乾燥〕
1年の降水量は10ミリメートル。
〔甘い〕
乾燥、昼夜の温度差が甘い果実を実らせる。葡萄、ハミ瓜、うめ・・・。
あまりにも暑いので2時間ほどホテルで休憩してから観光に出かける。
【高昌故城】
前漢時代に漢の守備群が城壁(高昌壁)を築き、その後高昌故城郡が置かれ、この地は高昌国の国都として1000年の間栄えた。840年滅亡。
入場料40元、ロバ車10元。
ロバ車1台に御者を含めて10人ほど乗る。いくら力持ちのロバでもかわいそう!
綺麗に整備され(過ぎ)ていて・・・。
スケッチをする。
ここをはいると、
640年、玄奘三蔵が3ヶ月間高昌国に滞在し、この場所で説法した。
【火焰山】
風が強いぶん、涼しく感じられる。
【ベゼクリク千佛堂】
火焰山山中にある仏教石窟。入場料20元。
この地では仏教から偶像崇拝を否定するイスラム教に改宗が進み、壁画や仏像を破壊した。破壊を免れた壁画も殆どが外国の探検隊によってはぎ取られて持ち去られてしまった。
太陽と月を崇めるマニ教をまつった石窟がかろうじて残されている。これは世界で随一との説明があった。
ホテルに戻る。
ここでガイドさんが交代する。
イミンさん、ありがとう!お世話になりました。
李洲さんお久しぶりです。また、お世話になります。
李洲さんと夜の散策にでかける。