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ふくろう文庫ワンコイン講座

《版画で国民を啓蒙した小説家・魯迅》
日本で医学を学びながらも、医療ではなく思想で国民を救おうと思い立った魯迅。啓蒙の手段とした版画に焦点を当て、活動の架け橋となった内山完造・嘉吉兄弟についても触れる。

講師: 山下敏明ふくろう文庫代表
会場 :ぷらっとてついち集会室
日時 :5月28日(土)13:30から15:30 入場料500円
入場料はすべてふくろう文庫美術書購入充当

《魯迅(ルーシュン)本名・周樹人》
代表作:阿Q伝、狂人日記など。
藤野先生(仙台医学専門学校の恩師)この小説が世に出た後も藤野先生は終生名乗り出ることはなかった。
藤野先生が魯迅と別れる際に、魯迅渡した写真の裏面に書かれた言葉は「惜別」

それを題材にして太宰治が小説を書いた。
惜別・太宰治著

《内山書店》
参考資料
1917年、内山完造夫妻が上海に内山書店開業。日中文化人のサロンとなるり、やがて「文芸漫談会」が生まれ機関誌『万華鏡』を発行する。田漢、欧陽予倩、鄭伯奇らが参加し、のち郭沫若、郁達夫らも参加。

1927年 ( 昭和 2)円本ブームにより内山書店は急速に発展。10月、広東を脱出して上海に移った魯迅と会う。以後両者は深い親交で結ばれる。

1928年2月、日本へ亡命する郭沫若を援助。

1931年1月、左連作家虐殺事件生じ、危険の迫った魯迅を庇護。3月来遊した増田渉を魯迅に紹介。因みに内山完造の紹介で魯迅と面識をえた日本人は、長谷川如是閑、金子光晴、室伏高信、鈴木大拙、横光利一、林芙美子、武者小路実篤、岩波茂雄ら多数にのぼる。8月来遊の弟嘉吉が魯迅の要請で、6日間の版画講習会の講師を勤める。

by tianzao | 2011-05-28 09:04 | 出来事

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