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三国志

吉川英治の長編小説、「三国志」全10巻8冊を友人から借りて、いま3巻目を読んでいる。これまで何度か虫食いのような読み方をしてきた。まだ完読は覚束ない。
数多の武将が群雄割拠し覇を競い合っていた、西暦168年頃からおよそ120年間の治乱興亡が展開される。劉備玄徳・関羽・張飛が義盟を結んだ桃園の契り、劉備が諸葛孔明を三顧の礼で迎えた場面、孫策・孫権・曹操などの戦略家、洛陽や西安が廃墟と化す場面、赤壁の戦いなど三国志を読み出すと面白い。長編なので読むのにとても時間がかかるけれど今度こそは全巻を読破するつもりでいる。
先年、中国洛陽関羽が祀られている関林堂を訪れる機会があった。関羽の首塚もあった。関羽が大好きな友人に是非とも見せてあげたい場所の一つである。
吉川英治はこのように書いている。
三国志には、詩がある。単に厖大な治乱興亡を記述した戦記軍談の類でない所に、東洋人の血を大きくうつ一種の諧調と音楽と色彩とがある。三国志から詩を除いてしまったら、世界的といわれる大構想の価値もよほど無味乾燥なものになろう。
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by tianzao | 2007-02-16 14:45 | 出来事

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