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遺作

後藤美矢子(美翔)さんが慌ただしく旅立たれて既に初七日も過ぎてしまった。
突然愛娘に先立たれ、亡くなった現実を受け入れざるを得なくなった御両親の喪失感と嘆き悲しみはいかばかりか、とても心が痛む。
今日、美矢子さんの叔母さん(私の友人)から彼女の遺作となった第48回北海道書道展入選作品の写真が送られてきた。魅力的な書を書く彼女が体力の衰えをなだめながら渾身の力と集中力で書き上げた作品【柳絮】(りゅうじょ)。
 
【柳絮】 後藤美翔 書 
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美矢子の死を悼むように前日に満開を迎えた桜が旅立ちの翌日には涙雨と共に土へと花びらを散らしてしまいました。桜の季節が来るたびに彼女のことを思い出すことになるのですね。
病を抱えてから五年余、想像を絶する恐怖と戦い続けながら、持ち前の明るさと健気さから我々には苦しさ、辛さのかけらも見せず、そればかりか囲りの者を恒に気遣いする子でした。
最後まで自然に振る舞い痛ましい姿を見せることなく逝ってしまいました。残された者は何一つ力になって遣ることが出来なかった無力さと、本人の無念さを推し量るのみです。
取り分け、今回の毎日展出品と、北海道展の表彰式、祝賀会は心待ちにしておりましたのでさぞ悔しさの残ることだったろうと思います。
(友人の手紙より)

室蘭千舞別浄水場の桜
 
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書道の会のお仲間で会の皆から美矢ちゃん、美矢ちゃんと愛された。
彼女の訃報を聞いた時私は何故か桜の花を連想し、通夜の日に桜の花を見に行った。毎年桜の花を見るたびに必ず美矢子ちゃんを懐かしく想うことだろう。
ご冥福をお祈りいたします。 《合掌》
室蘭幌萌一本桜
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by tianzao | 2007-05-18 15:49 | Ms Miyako 

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