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最近続けて転んでしまった母

母の家に泊まりに行ったある日の真夜中3時、私を呼ぶ母の声で目が覚めた。
母が顔から血を流して台所に立っていた。トイレに行こうとして足がもつれて転び額を切ったという。顔もパジャマも転んだ場所にも血が飛び散って・・・。
しばらく患部を押さえて応急処置、血が止まった。病院に行こうかと聞いたら痛いけれど大丈夫と母は言う。歯医者さんで処方された痛み止めを飲んでようすをみることにした。
ベッドに入るのを見届けてパジャマを洗おうとすると母から、
「血の付いた物の洗濯をするときは水洗いを先にしてね」と指示が飛んだ。
「それだけしっかりしていたら大丈夫だね」と私。
夜が明けて母の顔を見ると瞼の上から額にかけてぶすいろになっていた。それでも病院には行きたくないという。隣に住む姉を呼びに行った。姉は私より手際よく傷の処置をしながらようすをみようといった。
朝晩姉が傷の手当てを、夜は妹たちが泊まり込んでくれた。

10日後、気がかりで母の家に泊まりに行った。傷はかなり良くなったが目の周囲から頬にかけて色が変わっていた。あのとき額の傷のほかに身体のあちこちを打ったようで足や腰にも打ち身の痕があった。でも骨折はないようで安心した。強いんだな母は。
「なんで転んだんだろうね。なさけない」という母は1月2日に93歳になる。いつまでも元気でいてください。

11月23日は母と亡き父との70回目の結婚記念日なので、お祝いに花を贈ることになり姉妹でシクラメンの鉢を買いに洞爺の道の駅へ行った。羊蹄山はすっかり雪景色。
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by tianzao | 2011-11-27 16:54 | 出来事


書道の聖地・蘭亭を訪ねて

室蘭民報紙上にふくろう文庫の旅・蘭亭観光の文章が2週連続で掲載されました。

《書道の聖地・蘭亭を訪ねて (上)》
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【碑に破壊の痕跡生々しく】

 9月25日から3泊4日の日程で、ふくろう文庫を支えるふくろうの会が企画した「魯迅訪問の旅」に参加した。参加メンバーは「ふくろう文庫ワンコイン美術講座」を受講しているクラスメートのなかの20名だ。旅の目的は、魯迅の足跡に触れるため「上海魯迅記念館」と、魯迅の生まれ故郷にある「紹興魯迅記念館」を訪れることにあった。しかし、私は紹興の近郊にある書道の聖地・蘭亭にも足を踏み入れたいと思っていた。
 さて過日、ふくろう文庫代表の山下敏明さんに、夫の十三回忌の記念となる書物を寄贈したいと申し出たところ、山下さんは台北故宮博物院蔵の至宝「王羲之(おうぎし)・快雪時晴帖」と「顔眞卿(がんしんけい)・祭姪文稿」の完全復刻版二点を選び、ふくろう文庫に収蔵してくださった。収蔵して間もなく、山下さんから「公開前にぜひ見に来てください」、という連絡をいただき興味津々で図書館に向かった。
 山下さんのお話で博物院蔵の書や絵画の作品は劣化や盗難の恐れがあるため滅多に本物を公開することはなく、墨も顔料も布も紙も双鉤填墨等さまざまな手法によって本物そっくりの複製品を展示していることを私は知った。表紙の豪華さに加え、皇帝の署名と賛美の言葉、鑑賞印の朱の色や虫食いの痕に至るまで忠実に再現された精緻なもので、日頃私が手習いしている法帖と比べてみるとその差はあまりにも歴然としていて、私は目の前に置かれた王羲之と顔眞卿の書に釘付けになった。
 紹興の13キロ郊外に王羲之ゆかりの蘭亭がある。書道を始めて25年の私は、紹興魯迅記念館見学の後、書道の聖地といわれる蘭亭を訪れたいと希望したが、上海へ帰る電車の時刻に間に合わなくなるので、蘭亭訪問は無理と言われて諦めざるを得なかった。ところが旅行日の間近になって、紹興から上海に戻る特急列車がダイヤ改正により2時間半も遅くなったので、「蘭亭に行けるかもしれない」という連絡をふくろうの会事務局の田村博文さんからいただいた。「念ずれば通ず」と、ご一緒する方々の迷惑を顧みず、書道の聖地・蘭亭に降り立つことが出来るとの期待感でいっぱいになった。
 旅行当日、雨の紹興市を出発し、蘭亭に到着したとき雨は上がっていた。竹をあしらった門をくぐり竹林の中の小路を歩いていると、何となく日本の神社仏閣を連想し心が和んだ。
 王羲之が鵞鳥 (がちょう)を愛でたという池の傍らに、父の王羲之が“鵞”を、息子の王献之が“池”の一文字ずつを書いた父子碑とも呼ばれる鵞池碑亭が建っていた。その鵞池を越えると康煕帝御筆の大きな蘭亭碑があった。この碑は文化大革命で痛めつけられ破壊され、後に再建されたが、碑にはその当時の破壊の痕跡が生々しく残っている。
 蘭亭の中心部には 蘭亭序の臨本・模本や曲水の宴の絵などを展示している「流觴亭(りゅうしょうてい)」がある。流觴亭の前面に緩やかに蛇行する曲水の流れがあった。ここで古の貴族や高級官僚、文人たちが詩を詠み、觴(古代の杯)を上げて酒を酌み交わし、時には政治的な腹の探り合いまでもしながら、雅な刻を過ごしたのだろう。わざと詩作に失敗したふりをして大きな觴を傾けながら、してやったりの人がいたかもしれない、と俗人の私は想像してしまう。
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《書道の聖地・蘭亭を訪ねて (下)》
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【28行324字 書の最高傑作】
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 永和九年(356年)三月三日、王羲之が蘭亭に41人の名士を招待して「流觴曲水の宴」を催した。曲水の宴で三十七首の詩が読まれ、その詩集の序文の草稿を王羲之が蚕の繭で作った紙にネズミの毛で作られた筆で “永和九年歳在癸丑暮春之初會于會稽山陰之蘭亭・・・” と書いた。書の最高傑作といわれる行書28行、324文字の「蘭亭序」で 、“之”という文字は文中に20回出てくるが、文脈に応じてすべて違う形で書いてある。「古人は書を論じるとき章法(行間の茂密)を一大事とす。蘭亭序の章法は自在ながら法にかなった古今第一の書、その字はみな映帯(うつりあう)して生じ、あるいは小さくあるいは大きく手のゆくままに随って、みな法則にかなっている」との著述を読んだ。
 高さ12.5メートルの八角形東屋・御筆亭の中には高さ6.8メートル、幅6.8メートル、重さ1.8トンの中国最大の古碑「蘭亭御碑」がある。その碑の前面には康煕帝御筆の蘭亭序全文が、背面にはその孫にあたる乾隆帝が蘭亭を訪れたときに詠んだ「蘭亭即事」の御筆がある。ひとつの碑に二人の皇帝の御筆が彫られているものは中国で唯一のもので、その大きさ故に文化大革命の嵐が吹き荒れたときも破壊を免れ、今では国の宝として大切に保存されている。
 紙が貴重品の時代の書家・王羲之は、水を含ませた筆で石版に文字を書いて修業をした。 息子の王献之もまた父のような書家を志していた。その息子に王羲之は「水瓶八杯を使い切るまで修業しなさい」と諭した。ある日、水瓶三杯を使い切った王献之が自信ありげに紙に書いた「大」という字を父に差し出した。すると父は黙って点をいれて、「太」にした。それを母に見せると、母に「点だけが上手に書けていますね」と言われた王献之は、修業の大切さを悟り精進に精進を重ねて、父・王羲之と並び称される能書家になったという。今でも蘭亭の広場には、水瓶と,筆、石版がいくつも置いてあり、そこを訪れた人々は石版に文字を書いて王羲之の修業を体験できるようになっている。山下さんも石版に「梟」の文字を書いた。書き上げた山下さんの満足そうな笑顔が爽やかだった。
 唐の太宗皇帝は王羲之の書を酷愛し、蘭亭序など王羲之の全ての書を遺言で昭陵墓に副葬させたため真筆は残っていない。現存する蘭亭序は太宗が在世中に能書の臣下に臨本や模本をさせたものを基に作られた拓本だといわれている。その中の神龍半印本の拓本を書道の師への土産にしようと、私は拙い中国語で値段交渉をした。そのひと時がとても楽しかった。
 上海と紹興の魯迅記念館で見聞を広め、美味しい料理を味わい、上海の名所旧跡を巡った。最終日の夜は、映画「上海バンスキング」の舞台となったオールドジャズバーで、私たち旅の仲間と外国人客が一緒になって踊りの輪を作った。その表情はみな生き生きと楽しげで印象深かった。
 ふくろう文庫の旅に誘ない、労を惜しまず蘭亭訪問の実現のために奔走された山下さんと田村さんに感謝感謝。同行の皆様が私の我儘を許してくださったから実現できた蘭亭訪問、旅の仲間の皆様にも感謝感謝。今回の旅は私の心の宝となりました。 
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by tianzao | 2011-11-27 15:46 | ふくろう文庫


ふくろう文庫ワンコイン美術講座・谷文晁「集古十種」

《ワンコイン美術講座》
会場:ぷらっと・てついち集会室
日時:11月26日 13:30〜15:30  開場3:00
会費:500円
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美術講座当日40数名の受講者が山下代表の話に耳を傾けました。
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by tianzao | 2011-11-26 10:28 | ふくろう文庫


依文はこんなに大きくなりました

《スカイプしましょう》
中国語を教わっていた代鋼老師が帰国して8ヶ月、久しぶりにスカイプでお話しました。
代鋼さんの長男依文は1歳4ヶ月、身長87センチ、体重12.5キログラムに成長しました。
パパとママは仕事も子育ても大忙しです。
【依文、とても可愛い!】
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by tianzao | 2011-11-21 11:38 | 交流


ふくろう文庫・新聞報道

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友人の留学生とモルエ展に行きました。
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顧閎中・韓煕夜宴図の彩色や横山大観・生々流転絵巻の中に書かれた龍が素晴らしいと見とれていました。また、宋の徽宋・蠟梅山禽図や瑞鶴図の掛け軸をみながら、文人皇帝徽宋について説明してくれました。
旅行で親しくなった友人と3人でランチ、美味しくて雰囲気の良いお店でした。
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by tianzao | 2011-11-19 16:30 | ふくろう文庫


第1回ふくろう文庫特別展inモルエ中島開催中

《ふくろう文庫所蔵.傑作絵巻,掛け物展》
会場:もるえ中島A棟(室蘭市中島)
日時:11月18日・19日(10:00〜19時)、20日(10:00〜18:30)
《展示品》
【顧閎中:韓煕載夜宴図】
南唐最後の皇帝・李煜(りいく)の命で、韓煕載(かんきさい)の夜宴に派遣された画家・顧閎中(こうこうちゅう)が絢爛豪華な夜宴の様子を詳細に描写し、絹本にして皇帝に報告した3メートル35センチの絵巻。
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【横山大観:生々流転】
源流が大河になって海に注ぐ様を人生になぞらえて描いた40メートルの絹本絵巻物。
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【掛け物】
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by tianzao | 2011-11-18 21:24 | ふくろう文庫


道の駅「みたら室蘭」魅力アップ提言書

リーロンさんが座長を務める魅力アップトークでまとめた提言書を市長に提出。
室蘭民報と北海道新聞に掲載されました。
《室蘭民報》
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by tianzao | 2011-11-18 19:28 | 出来事


雪の季節

今年の雪は平年より遅かったそうですが
【雪の中で健気に咲く薔薇の花】
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【雪だるま】
30分たっても全然解けないやんちゃ坊主顔の雪だるまくん
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【ふくろう文庫特別展inモルエ】
日時:平成22年11月18、19、20日の3日間開催。
会場:室蘭中島モルエA棟

会場でふくろう文庫代表の山下敏明先生が解説をしますので是非お出かけください。
横山大観作『生々流転』は40メートルの絵巻で、会場が広くなければ完全展示が出来ない大作。モルエの展示スペースは通路にもなっていてその広さを充たしているので完全展示します。国内で完全展示は数例目。
ふくろう文庫とご縁が出来て、ポスターや作品・作者名の展示用短冊を筆字で書いて欲しいと頼まれ断り切れずに引き受けてしまったtianzao。いくら書いても書けなくて冷や汗たらたら・・・。
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by tianzao | 2011-11-17 10:59 | ふくろう文庫


来年8月に内モンゴルの子供たちを招待する予定です

《北海道新聞11月11日朝刊》
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by tianzao | 2011-11-11 16:57 | 北海道内モンゴル友好協会


ふくろう文庫 上海修学旅行 魯迅のふるさとを訪ねて(2)

《室蘭民報 平成23年11月9日朝刊》
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by tianzao | 2011-11-10 20:36 | ふくろう文庫

    

はなこよみ
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