《平和へ捧ぐ 長谷川遅牛》
書家、歌人、また室蘭市長として、室蘭市の芸術、政治の面で大きな足跡を残した長谷川遅牛(1913〜1993)の作品展で、展示作品のうち「核の漏れ」の他は全て室蘭市所蔵作品です。
4月18日まで開催
【自詠 アイク訪日を・・・ 1960年毎日書道展大賞受賞作品】
アイク訪日をはばむといふを かりそめの言葉にあらぬものとなしたる 樺美智子さんの霊よ安らかなれ
【叫びを大にして 反核の戦いを】
【南の ・・・ 小泉千樫 歌】
南の 峰岡山に 焼くる日の 今宵も赤く 見えにけるかも
【戦塵の・・・ 高崎郁秋 句】
戦塵の のちは余生や 草は実に
【浄】
【飲酒 陶淵明詩・・・・・1952年日本書道美術院賞受賞作品】
結廬在人境 而無車馬喧 問君何能爾 心遠地自偏 采菊東籬下 悠然見南山 山氣日夕佳 飛鳥相與環
【自詠 核の漏れ】
核の漏れ ソ連チェルノブイリ原発 遂に核漏れの惨事となる
【命はるかなり】
【梟が鳴いて・・・ 】
梟が鳴いて このミネルバの杜に 飛んでゆく
【白鳥湾・・・】
白鳥湾に 飛来する この白鳥の群れを