最近出歩いて楽しく過ごし、美味しいものを食べすぎたようです。肩は痛いし、吐き気はするしで子供たちの書道教室はお休みにしました。夕方には回復しおかゆを食べています。
5月30日に日本書道アカデミースクーリングがあり参加しました。
《講評を受けた作品・香》
文字の傾き、点画の長短、余白の取り方、アンバランスの良さ。研究科の参加者は60数名、遠く東京から参加された方もおりました。それぞれに書き上げた作品が体育館の壁面に貼られて多くの視線がそそがれるなか先生の講評で締めくくりです。自分の作品以外は皆上手に見えて、かなりドキドキものでした。「なかなかおもしろい線がでていますが・・・・」
《私が作っていった草稿》
「龢」「疆」
「宝」「無」
その中から「香」を選びました。
「入筆は筆をたてて、毛のよじれ、側筆、線の多様さ、強弱、横線を円にしてみては、左右対称にではなくアンバランスでいてバランスがとれていて」先生の助言で少しずつ香の文字を変化させていきました。まだまだ甘い線しか出せませんがこのようにして書くのも楽しいものだと感じました。
《日本書道アカデミー》
「基礎科・師範科」4年を終え、その後数年のブランクを挟んで現在「研究科臨書と展覧会併習コース」で学んで13年になりました。昨年研究科12年努力賞をいただけるとの知らせがあり数年ぶりにスクーリングに出席しました。熱心にご指導くださる講師陣、遠路はるばる参加された学生たちの書に向かう真摯な姿に触発され、今年もスクーリングで学んできました。
昨年知り合った網走の書友と再開し、隣り合わせで四苦八苦しながらも充実した時間を過ごしました。