《室蘭市民美術館開館2周年記念展》
【開館2周年を迎えて】 室蘭市民美術館 館長 小原章嗣
室蘭市民美術館開館記念『野本醇・福井正治二人展』ならびに開館一周年記念『髙野次郎展』には、たくさんの皆様のご来館をいただきありがとうございました。
今秋、開館二周年をむかえ、構想を温めておりました現代彫刻、道内外で活躍されております胆振在住の作家による『胆振彫刻家七人展』を開催することになりました。
本展は、大地で風雪に耐え、年輪を重ねた樹木が新しい生命を与えられた木彫作品、心安らぐやわらかい量感の石膏像、乾漆の彫塑、環境や空間と調和する美を追究した作品を展示しております。皆様方の記憶に眠っていた情景を、あらためて思い出させてくれる展覧会となると思います。是非、ごゆっくりとご鑑賞下さい。
室蘭市民美術館は、地域に根ざした特色のある美術館として、今後とも充実した企画で展示を行っていきますので、変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
会場:室蘭市民美術館
会期:10月17日まで AM10:00〜PM5:00
休館日:10月12日・13日
【出展作家と作品】
〔北村 哲朗〕
〔熊谷 健〕
〔熊谷 紀子〕
〔佐藤 輝彦〕
〔高橋 悦子〕
〔高橋 昭五郎〕
〔中島 せい子〕
「高橋昭五郎と高橋悦子の作品は触れてみてご鑑賞下さい」との張り紙があり、訪れた幼稚園児たちが作品と戯れていました。
どうぞ木の温もりを感じにご来館ください。
函館市内で活躍した彫刻家・故 池田譲氏の遺作を妻・みどり様から室蘭市民美術館に寄贈されました。この作品はこのたび美術館の前に設置されました。